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なかなか更新できなくてごめんなさい。予想できた方もいるかと思いますが、「揺らぎの葉」第二部としておとどけしますは「花柳剣士伝」をベースにした「巡りの葉」。なんだかタイトルを変更したい今日この頃です(いきなりかい。
「巡りの葉」は「揺らぎの葉」で6章に当たるあたりからの開始になります。それで、まあ、適当に(ぉぃ。
基本的には前作と同じような流れで書いていこうと思います。それから、無理せずに毎週一話ぐらいずつ更新できればいいなぁと。
ブログでちょこっと載せた部分はすでにボツりました。

・慈照に怪我をみてもらったあと、彼が道場へ行っている間にぶったおれる。
・慈照の部屋で目を覚ましたときは花柳館のメンバーのみ。
・怪我について庵につっこまれるが、適当にかわす。(倒れた理由も)
・泊まるように勧められるも、元気なフリをして帰る。

道端でふらついた私を、小さな腕が支える。花柳館の小さな鼠だ。
「無理しないでください」
「あ、ああ。倫ちゃんか」
名を呼ぶと、小さく彼女が震える。だが、動揺はおくびにも出さない辺り、教育されているようだ。
「熱もありますよ。まだここからなら、花柳館へ戻ったほうが」
最後まで言わせず、道端に座り込む。背中を撫でる小さな手。
「、、、戻りましょう」
「ひとりで、帰って」
「そんな状態で相手に出来る人数ですか」
「できるよ。だから、帰って」
「無茶言わないでください。さあ、立って、、、」
言い合う二人の上に大きな影がかぶさる。
「倫、お子様は帰ってろ」
「辰巳さん、、、」
無言の圧力に、少女が怯む。まったく、どうしてこうこの男は。
力を振り絞って立ち上がり、しっかりと自分の足で地を踏みしめる。
「辰巳も帰れ」
「おいおい、おごってくれる約束、忘れたわけじゃねぇよな」

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