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日記とか趣味の乙女ゲームとか。
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先にも書いたように、むちゃくちゃ好みです。で、進めていって思ったんですが、やっぱりとんでもなく好み。
大好きだー辰巳ー!!あと、半次郎ちょー好き。なにあれ、もう大好き。
明日からまた休みなので、ゲームは出来ません。ていうか、自宅勤務はどうしたって感じですね(笑。さぁ、仕事するか。

庵さん攻略中から、次はこの人を攻略しなきゃいけないなと。だって、いやもう好きすぎる。
洋装になったり、話し方が変わったりしたのには驚きましたが、うーん、あれとは最後まで絡めていけなそう…。
別の話を作らないといけないか?(ォィ。
「迷惑な二人」イベントとか良かったですなぁ。うふふ、咲彦には悪いけど、私もおこうちゃんみたいに覗き見てみたい(コラ。
辰巳>陸奥>半次郎な感じで攻略を進めていたんですが、途中に陸奥が消え、辰巳に告白するまでは半次郎とも仲良くしていたので、いろいろと…そう、いろいろと気になることができました。
このまま次は半次郎攻略、、、と行きたいところですが、長州、紀州、と与したので、そろそろ新選組に手を出すべきか。うーん、土方さんに一番近いのはやっぱり相馬さんかなぁ。咲彦のその後も気になりますが…。
ああでも、半次郎への誘惑…!どうしよう!?



<揺らぎの葉~花柳版メモ>

ただ空を眺めていた。やらなければならないことがあるのに、どうしても動けない。日々、目の前にちらつく赤い影に恐怖し、動けない。
私は、何も気がつかなかった。隣にいたのに、それさえも無為のこと。なぜ、防げなかったのか。、、、なぜ、彼はそうまでして、、、。
隣にどかりと腰を下ろした男は何も云わず、ただ腕を組んで、前を見つめていた。
「てめぇに聞きたいことがある。才谷さんを殺ったのはどこのどいつだ?」
頭を振る。
「しらばっくれてんじゃねぇよ。あそこにいて、気がつかねぇわけねぇだろっ」
頭を、振る。何も云うことは出来ないから。
「なんで守らなかったっ! そのために、、、っ」
胸倉を掴んだ男の顔はぼんやりとしていて、よく見えない。
その怒りは、確かに自分にぶつけられるべきものだと知りながら、何も云えず、何もできない。
「そのために、いたんじゃなかったのかよ、、、っ」
防ぐためにいたはずだった。たとえ運命に逆らってでも、止めるべきことだった。なのに、すべてを変えることは出来なかった。
何も云うべき言葉は持たなかった。雫が、自分の頬を伝い落ち、地面へ落ちて、黒い染みとなり、すぐに消えた。
「俺はおまえが犯人だなんて思っちゃいねぇ。花柳館の連中だってみんなそう思ってるだろうよ」
伏せた頭に手を置かれ、体を引き寄せられる。ただ柔らかく撫でる手が優しすぎた。
開いた口からは何もいえなかった。この人に、何も言うべき言葉はなかった。いえることは何も、なかった。
「ごめん、、、陸奥、、、」
「何謝って、、、」
「ごめん、なさい。、、、っ」
謝ることしか、出来なかった。

温かな湯に浸かり、至福の息を吐く。目の前の湯から立ち上る湯煙で見えるものは何もない。
湯桶を落とす音に鼻歌を返す。
「、、、す、すまんっ」
「いやぁ、気にしなくていいのよ。私とあんたの仲だしね」
「い、いや、だからといってだなっ。、、、いや、なんでてめぇがこんなところにいやが、、、っ」
「入ったら?」
「いいいいいや、そういうワケには、、、っ」
「しゃら~っぷ。いいから、さっさと入んなさい。辰巳に見つかる」
「は?」
「気になるなら出てあげるわよ」
「あ、、、いや、いい」
「ふふふ、気になるようなら、お風呂からあがってからにしましょうか。お先~」
「ままままてっ」
「あん? 辰巳は事務中でしょ」
「い、いや、そういう、、、てめぇ、ちょっとは羞恥心とかっ」
「ないっ」
「もて!」
「あはははっ」

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BlogPetのひまうさぎ URL 2007/11/25(Sun)10:41:26 EDIT
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